【Marcaマルカ】久保はマドリーを興奮させる。そしてオファーの嵐が始まった

管理人:マルカがここまで一人の少年にページを割くのは、本当に期待の大きさを表していますね。とにかく怪我だけしないように頑張ってほしい。
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日本人の久保はおそらくマドリーのプレシーズンで一番のニュースであっただろう。ジダンはフェネルバフチェ戦で数十分のチャンスを与え、また輝いて見せた。プレーに関わればいつも気の利いたスペクタクルを見せたことで、今の話題は彼のクラブにおける扱いをどうするか、という問題まで起き始めた。トップに居場所を作るべきか?セグンダB(カスティージャ)でプレイすべきか?一部のチームにレンタルすべきか?マドリーではすべてのオプションが可能だが、とりあえず言えることは一つ:”彼はクラック(名手)だ”
久保はジダンのお気に入りで、トレーニングのパフォーマンスでも、またもちろん試合でのパフォーマンスも全て気に入っている。
6月の中旬に久保とサインした際に、クラブはジダンにプレシーズンに連れていこうと持ち掛け、軽く承諾したのだが、その時はまさかこれほどまでにレベルが高いとは知らなかった。ジダンは彼に恋しているが、問題が一つある:パスポートの問題で居場所がないことだ。外国人枠は今のところ、バルベルデ、ミリトン、ヴィニシウスで埋まっているが、久保は、いや彼が呼んでほしい名前でいうところのタケは、自分のサッカーで場所を作れとプレッシャーを与えている。
クラブは彼の活躍を大いに喜んでいる。この少年はフロレンティーノ(ペレス会長)をその大胆さと堂々として振る舞いによって虜にしている。ピッチに飛び込めばいつも何かを起こす。隠れず、常にボールを要求し、敵に挑み危険を作り出す。マドリーのサッカーはひとたび久保がピッチに入ると明らかにスピードが増し、ゾーンの中でも整然とプレーする。バルベルデがスペイン国籍を取り次第チャンスを与えるべきだ。
実際のところ、久保の処遇に関する議論はすでにベルナベウで始まっている。バルベルデの件が決着次第すぐにトップに引き上げるべきという意見もあれば、少し落ち着いてじっくりラウールのもとで育ってもらうという意見もある。マドリーが彼と契約した時はとりあえず”お試し”と言っていたが、”久保は実際のところセグンダBでプレイする以上の才能なのでは?”という意見が内部からも出ている。この説は、サンティアゴ・ベルナベウに届いている無数のオファーによって裏付けられている。ロナウドをトップに据えるバジャドリー含め、すでに5つのオファーが届いている。
一方、マーケティング部門も久保のマドリーでの成功によって得られる利益を皮算用している。昨日、アリアンツアレーナでの試合で交代の際にスタンディングオベーションを受けたソン(フンミン)に対しては、スタジアムに10以上の韓国国旗がはためいていた。もし久保建英がこのままクラックとして輝き続ければ、アジアのマーケットを征服できるとレアルは考えている。
しかし、今の話題はとりあえず彼の直近の処遇だ。”トップチーム?”ここまでの好調さ加減を見ると上げたい人もいるのは確かだが、あまり現実的でない。”カスティージャ?”一番可能性が高いだろう。”レンタル?”日本のメッシとしてフリートランスファーでやってきたこの選手への処遇としては一番論理的な選択だろう。”崇高な左足、素晴らしい連携”はマシアのお墨付きだ。そして”生まれながらの勝者”というレアルの遺伝子も持っている。敗戦の後の怒りの表情がそれを表している。
【Marcaマルカ】現地コメントー久保はマドリーを興奮させる。
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